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ALTERCADO - Radio Rebelion CD (Persistencia Records)

通常価格 1,000円

800円

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チリのポリティカル・ハードコア"Altercado"の4作目となるフル・アルバム。以前の作品はすべて未聴だった。だが、この作品で初めて聴いて非常に気に入った。基本は「ファストコア」あるいは「パワーバイオレンス」とでも呼べそうな勢いある重量感も十分のハードコア。本作を聴いていくうちに一筋縄ではいかないバンドと判明する。全編を支配するダークな様相から、そのことは感じていた。Catharsisを彷彿とさせるモニュメンタルなパートも緊張感たっぷりに導入している。これがまたかっこよく、激情度も申し分なしである。ラスト・ソング"Radio Rebelion"はその集大成的な13分以上にも及ぶロング・ソング。このことによって、このバンドの「存在」がどのようなものかも分かってくる。そのラスト・ソングの冒頭の歌詞には「1982」とある。1982年当時のチリはピノチェト軍事独裁政権の支配下にあった。軍事独裁政権によって、反対する人々への弾圧・拷問・虐殺が容赦なく行使された。軍事独裁政権が推進した新自由主義によって、人々はますます貧困のどん底に追いやられていた。つまり、この曲はそうした「暗殺者」に対する告発がいまだチリ・パンクスの間で続けられている証なのである。"Today I stopped loving private property. And believing in social peace." (今日、俺は私有財産を敬愛することを止める。そして社会平和を信じる) と唄う"The Lower Class Wants To Light the Sky"が素晴らしい。ということで「私有財産」を徹底的に否定する完全D.I.Yな姿勢にも勇気づけられる全8曲。 Release date: 2009

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