
"In Defence Of Our Earth" (われわれの地球を防衛して)ーこのスローガンと言えばスコティッシュ・アナーコパンクスのOi Polloiだ。現在のバンド・ロゴにも使用されている"(No Compromise) In Defence Of Our Earth"のスローガンは、セカンド・アルバムである本作から使用されたものであった。言わずもがな、彼らが1990年にUKのWords Of Warningからリリースした大名作が、ポーランドのNNNWよりリマスターされLPで再発。本作は"In Defence Of Our Earth" (われわれの地球を防衛して) のタイトルからもお分かりいただけるように、全曲「環境保護」をテーマに書かれたコンセプト・アルバムである。
しかし今聞いても今なお現代に生き続ける作品だ。怒り漲るOi Polloi節全開のアナーコパンク・サウンドと共に途方もない地球への愛に満ちた「ちから」 (というより、NNNWの説明にあるようにもはや「地球のちから」と言うべきか) がこれでもかと詰め込まれている。それはある重要な事を欠いたあらゆる「環境保護」を葬り去るのである。地球は帝国主義の最初の犠牲者であった。そしてその帝国主義 = 略奪者の一部としてある「われわれ」は、その「われわれ」を認識することから始められなければならない。
"ONLY ONE THING STANDS IN THEIR WAY - YOU" (一つのものだけがならわしの代理人となる - きみだ) - Oi Polloi
本作に載せられた以下のアメリカ・インディアンのホピ族の予言は、略奪者の一部としてある「われわれ」への招待状、いや挑戦状なのかもしれない。本作の目的もまたこのホピ族の予言を「現実」にするための飽くなき挑戦である。
"地球が破壊され、動物が死ぬとき、あらゆる人種、信念、カラーからの人間族は再び大陸を緑にするために言葉ではなく行為に信頼を寄せるでしょう。かれらは虹の戦士、環境の保護者として知られることになるでしょう。"
HOPI INDIAN PROPHECY
新たに再編されたポスター型のブックレット(スリーブ) には、歌詞 (英語) とポーランド語訳を掲載。新たに書かれたバンドからのインフォも掲載。
"In Defence Of Our Earth" (われわれの地球を防衛して) - Oi Polloi
Release date: 2008
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