PAZAHORA / KAH-ROE-SHI - split 7"EP (Dis.eased Wrekkids)
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PAZAHORA / KAH-ROE-SHI - split 7"EP (Dis.eased Wrekkids)

¥500 税込

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シンガポール&マレーシア・ポリティカル・モダン・クラスト2バンドによるグレートなSplit 7"。Pazahoraは1stアルバム"s/t" CD (2006) リリース後、2007年に録音された新曲2曲収録。その1stアルバムで聞かせた真摯で力強い男女ツインヴォーカルのダーク・メロディック・クラストは、個人的には欧米のこの種のバンドとの比較は必要ないと言っていい。本作に関しては、そのことがより明確になった。このバンドは歌詞もいいのだが、今回はより具体的に提示してきた。ファースト・ソングの"Social Hell" (社会地獄)"は、いわゆる「discrimination」 (差別) についての曲である。この曲の解説の始まりはこうだ : 「俺たちは、俺たちのライフスタイルや論理のために、犯罪者としてパンクスを軽蔑する社会にいまだ生きている。」 。彼らは「パンクスであること」で、この社会においてどのような扱いを受けるかという、あくまもパンクスの立場から出発している。「これはまさに同時代の社会的現実と態度に非常に疎い古代の偏見と思考である。」とも指摘している。また「この曲はただパンクスに関するものじゃなく、学校・仕事場・社会の通例において、いかなる形の差別に直面している人なら誰にでも当てはまるものだ。」と続けて、広域の「差別 」について言及している。「俺 (私) はこの社会地獄から逃れたい。拒絶する! 不要だ! 分かりたくもない! 俺 (私) はだまされやすい人間なんだ!」 ー この「俺 (私) はだまされやすい人間なんだ!」という自覚が重要なのだ。方や、「Death From Overwork」から日本語に直訳した「過労死」からバンド名を取ったKah-Roe-Shi。彼らは全3曲収録。何人かのMass Separationのメンバー含むこのバンドは、Pazahoraと同じ「モダン・クラスト」の領域に位置はする。彼らとは毛色が違って、Tragedyというより、断然HHIGといったダーク&ヘヴィなハードコア/クラストを演奏する。しかし、それはあくまでも影響が「垣間見える」という程度のものであり、強いて言えばその重苦しさだろう。混沌とした密度の濃いサウンドが実に聴きごたえ十分だ。歌詞は非常にシンプルだが、その中にも奴ら (システム) への怒りが凝縮され、その矛先も鮮明である。とくに"Race Don't Exist" (民族は存在しない) は、「民族のドグマに対し自明のスローガンを考案するキャンペーン。」と解説がつけられ、それは「自明のスローガン」だと言い切っている。やはり「真の敵」を空想的にではなく見定めようとするバンドはかっこいい。「パンクが音楽以上のもの」であるパンクスにはとりわけおすすめである。 Release date: 2008