
オーストラリアのDraft Dodgerのファースト・アルバム2005年作。かれらはかなり「奇妙な」ハードコア/パンク・サウンドをプレイしている。USハードコアがベースにあるのだが、かれらのそれはEconochristやBorn Againstだろう。ミッドテンポで重心のあるサウンドで、爆発的な勢いを内包しているところがそうしたバンドとの共通項を感じさせる。そこにPoison Ideaのようなワイルドさもある。歌詞はMRRのレビューを引用するのがもっとも適切だろう : 「自由連想的な歌詞は、多くのジョークを引用する。古いことわざや頭の中の公理を反転させ、常用語を組み立て直している。しばし、これらのタイプの歌詞はわかりにくい表現に終始するが、ここでの歌詞は広告・イメージ・軍事・環境破壊、そして他のテーマに対する先鋭的な社会ー政治的な見解に落ち着いている。」。スピードは速くはないが、パワフルなハードコア/パンク・サウンドとはこういうサウンドである、といった最良の例を示しているバンドとも言えよう。
Release date: 2005
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