
フランスのアナーコパンク・レーベル/コレクティブ"Maloka"から、2005年にインドネシアのCrashed Outとのsplit CDもリリースしているフィリピンのポリティカル・パンクロックの2ndアルバム(2006年作)。基本80'sスタイルのシンガロングなパンクロック・サウンドを自分たちのスタイルで自然体にやっているが、USオールドスクール・ハードコアの走る要素やUKメロディックのメロディアスな要素もあり、非常にバラエティに富んでいる。素晴らしい歌詞は自国語・英語で唱われている。それらの歌詞や解説を読んでいると、彼ら自身も言っているが、彼らにとってフィリピンで「パンク/ハードコア・バンドであること」がジョークではないということが伝わってくる。とりわけ家族を養うために国外に働きに出ているフィリピンの労働者が戦争エリア(イスラエルのような)の医療施設に多いということを唱った"Foreign Land"には何とも言えない気分になった。アメリカが背後にある政府がその支援のためにカネを使いまくって人々を貧困にさらし、無理矢理追い出しながら、国外に行っても奴らの爆弾で殺されているというこの事実。怒りを覚えるしかない。全17曲収録の自主レーベルからのリリース。
Release date: 2006
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