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黒煙 (Black Smoke) Vol.1(東シベリア集団)

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【再入荷】(2025年3月30日) 90年代に発行されていた東京のアナキスト・ジン “Anarchist Independent Review” を彷彿させるような「どす黒い」アナキスト・ジンが久々に日本のアナキスト界隈から発行された。「批評誌」や「文芸誌」や「理論誌」ではなく、あくまでも私たちが友人関係・家庭生活・労働・宗教・社会における階級と強制を拒否して生きるあらゆる方法を日常的に実行するための刺激的な内容となっている。発行は大阪及び京都で活動している「東シベリア集団」。 雑誌のタイトルにもなっている「黒煙」は、資本主義社会において、私たちの「大量消費」によってもたらされる廃棄物ー産業廃棄物などを燃やす際に上がる「黒煙」、あるいは被抑圧者が反撃に転じるときの「黒煙」-例えば急進的なデモ及び暴動における「狼煙」としての「黒煙」の二重の意味があるという。たしかに本誌の「創刊にあたって」を読んでみても、現代における「黒煙」の意味がリアルに重なってくる。 注目は1986年に発行された『労働廃絶論』(The Abolition of Work)- Bob Black (ボブ・ブラック)の再考察「アナキストのための『労働廃絶論』再入門」。今や2025年である。現代はAIやロボットなどが労働を代替するような宣伝がメディアによって大々的になされており、「労働」を取り巻く私たちの状況も劇的に変化している。 簡単にいえば、ボブ・ブラックは「労働」とは強制的なものと規定し、「遊び」に基づく「労働」を奨励し、労働の廃絶を叫んだ。 今でも (過去においても) 40年近く前に書かれた『労働廃絶論』は私たちにとって有用なものに成りうるのか。本稿は現代ー2025年に合わせたものとなっており、あらゆる環境で労働する私たちが参照すべきものと言っていい面白い内容となっている。[Kazu /Acclaim] 自由と抵抗の雑誌『黒煙』 / 東シベリア集団:https://x.com/E_S_Collective 2025年発行。

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