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黒煙 (Black Smoke) Vol.2(東シベリア集団)

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Vol.1はAcclaimでも好セールスを記録した、現在進行中の「新しいアナキズム」を体現し、アナキズム本来の「黒い」側面から、自由と抵抗を提起する大阪・京都発のアナキスト・ジン(雑誌)の待望の第2号。 例えば、Acclaimが主張するDIYパンクのようなリベラル左派に対抗する潮流からも、「選挙行こう」のような立場が無慈悲に出てくるのは、「政治」が狭義なものに絡めとられている典型的な事象でもあると思う。 Vol.2は、冒頭の「発刊にあたって」から、そうした根源的な問題に立ち返り、アナキスト、あるいはパンクスのみならず、あらゆる社会変革を希求する人々にお薦めしたい内容となっている。[Kazu / Acclaim] 以下、出版社インフォより: p.2 太田やくーと( 東シベリア集団・管理人)「『黒煙』Vol.2 の発刊にあたって」 本誌における、一見バラバラなテーマに見える文章一つひとつが、アナーキーな想像力を喚起させるものとなっているに違いない。それは既存の秩序から構成される「政治」を拒否し、オルタナティブな視点からの自由を勝ち取るためのヒントとなるのではないかと思う。こうした一見すると思想的にラディカルでもない、現状の変革に結びつかないような文章こそが、やがてアナキズム的な自己組織化に関するマインドセットと、それに伴う実践を準備することを期待している。いますぐ実行しなくても構わない。まずは日常の生から権力や支配に抵抗することこそが、いまの腐り切った世界に代わる礎石となるはずである。 p.10 nerakat「インタビュー:SMAP」 「まんこにコカイン あかん!」 このフレーズと共に、インターネット上で急速にその名を轟かせたHIPHOPクルー、SMAP。某アイドルグループに酷似したその名前、社会や現存のシーンに対して繰り出される衝撃的なリリック、その根底には一体何があるのか──。今回、勝手にSMAPがアナキズムと親和性があると感じた筆者が黒煙 Vol.2にてインタビューを敢行。以下は、謎に包まれてきたSMAPの本当の姿である。 p.34 久保一真a.k.a. ホモ・ネーモ「権力の犬どもへ」 Amazon Kindle哲学・思想書ランキングで一位を獲得した『働かない勇気』の著者であり、伝説的名著『労働廃絶論』の翻訳者でもある現代最高の哲学者ホモ・ネーモこと久保一真が『黒煙』に登場! すべての権力をぶった斬り、権力が存在しない世界のビジョンを描く、誰も見たことのない権力論がここに! アナキストのみならず、自由を愛する全人類、必読。 p.42 パノプティコンの真ん中にいる人「そこのお前!!!救援カードを書け!!!でないと救援者が困るぞ!!!」 「逮捕」というものは、された方が大変なのは当然、その周りの救援者も大概大変です。少しでも救援者の初動の負担を減らし、あなたの獄中ライフと救援者の救援ライフを少しでも快適なものにするために、逮捕された時の手筈を書いた「救援カード」を事前に作成しておこう、という呼びかけが逮捕救援の実体験を交えて行われている文章です。 p.47 楯ノ川おたる「映画『沈黙のパレード』から考える完全黙秘の重要性」 映画の感想文という建前で完全黙秘の重要性について言及した文章です。黙ってれば済んだことをつい口を滑らせてしまい面倒になった経験、ありませんか?完全黙秘は「ただ黙る」だけで自分の身も他人の身も守れる素晴らしい手段なので、ぜひ皆さんも何かあったときは黙りこくりましょう。 p.52 晋バルサン「安倍の死の祝福からはじまるAI 寡占・権力への抵抗」 ディープフェイクで安倍晋三をおもちゃにし、読売新聞に3度も糾弾された筆者が語る舞台裏。「変態糞岸田動画」制作者との関わり、最新のAI事情を巡る混乱などにも言及。次から次へと起こる奇妙な事件を通じてAI関連企業と政治権力の不穏な動きが垣間見える? p.60 マジでエロい女「アナーキー・ポルノ: ウマエロ絵師へのインタビュー」 ゲームの正式リリースより4年を超えてもなお続く『ウマ娘 プリティーダービー』の躍進だが、その一因として無視できないのが性的な二次創作への厳しい規制・およびその成功であろう。しかしコンテンツに触れている方にとって、近年そうしたウマ娘の性的な二次創作・通称『ウマエロ』が増加していると感じることは少なくないはずだ。ウマエロはなぜ、またはどこで創られるのか?そもそも実際に増えているのか?本稿では調査と『ウマエロ絵師』としてアンダーグラウンドで活動するA氏へのインタビューから謎に迫る。 p.71 ミャン三郎「国境の町、メーソットにて聞く革命の鼓動 ~あるミャンマー民主派兵士の独白~」 2021年クーデターに端を発するミャンマー「春の革命」を生きる革命戦士に問う。ミャンマーはどこへ向かうのか。混乱の行き着く先は何か。多くの人々が軍事政権に虐殺されている中、我々は無関心でいることは出来ない。彼がインタビュー中に語る言葉は重く、我々は行動を促すのに充分である。 2025年発行。

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