
スイス発アナーコパンク・ファンジン"Strength Through Despair”(絶望からの強さ)創刊号(2008年発行)。第一号となる本作はUSのアナーコクラスト/グラインド"Against Empire"、フランスのフィメール・フロンテッド・ポリティカル・グラインド/クラスト"Krap Nek"、同じくフランスのブルータル・ポリティカル・クラストパンク"Human Compost"の3バンドのインタビューを始めとして、筆者による「Anarcho-Buddhism 」(無政府仏教主義)、「Vegetarianism / Veganism」(菜食主義 / 完全菜食主義)、「Anti-CIV」(反文明)などのアーティクル、そしてファンジン/レコード・レビューで構成されたA5版の全34ページ。とりわけ興味深かったのは、ある作家のテキストを翻訳し掲載した「I accept」 (受けいれる)。このテキストはわれわれがこのシステムの中で、「受けいれる」33項目を挙げたもの。それはこう始まる : 「我々のいわゆる自由世界のシステムは、われわれ各々一人とのある種の契約の合意に依っている。これは何も考えずただ朝起きる場合、われわれがみな毎朝同意するその契約の内容である。」。続きはこのファンジンの中で。すべて英語。