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SKITKIDS / NIGHTMARE - split 7"EP (H.G.Fact)

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2007年11月にジャパン・ツアーを共に行ったスウェーデン/日本の両者によるSplit 7"。本作は元々、ドイツのHate Recordsからリリースされる予定だった。だが、そのHate Recordsを運営するStachelが9月22日、ジャーマン・ハードコア/パンク・バンド"Bombenalarm"のメンバーと共にカー・アクシデントに見舞われた。それをサポートする形で急遽、日本のH.G.Factからリリースされることになった。その内容はと言えば、両者が2006年6月のNightmareのヨーロッパ・ツアーで共演しているということもあり、気心が知れた仲間ということが分かる。Skitkidsは、"Besoket Vid Krubban"をリリースした同郷のNot Enoughの言葉を借りれば、「きみが死ぬ までモンキーダンスをしたくなる」ようなブリリアントなナンバーを2曲。実はまじめに彼らを聴いたのは本作が初めてなのだが、その意味がよく分かった。Totalitarとの共通項も多分に感じさせるが、もっとR&R色が強い。そして「ノリノリでゴキゲン」なのはそのサウンドだけじゃない。俺にとって「ノリノリでゴキゲン」とは、既成の階級政治に対して、ときに激しく抗議したり、ときに面白おかしくちゃかしたりすることだ。そのことは根本にそれを統治する奴らの中で生きようとも「俺たちは死の呼吸のためにそこに何も残すまい」 とする態度があるかどうかである。1曲目の"Ackliga Javlar"では、この世界に蔓延するネオリベラリズムによって、俺たちが敵対・分断させられているという事実を如実に叫ぶ。2曲目の"Insukrankt A Trygg"では、「All Cops Are Bastards」という事実があるのなら、「All Nations Are Bastards」はなお事実ということを如実に叫ぶ : 「スウェーデンという国は人々に友好的で歓迎的だと思わせたがっているが、真実は人々にスウェーデン流のやり方、生き方、振る舞い、見てくれを強要する腐ったレイシスト国家だ」。私が言う「ノリノリでゴキゲン」の意味がここにある。次はNightmareだ。彼らもレビューについ力が入ってしまう強力なナンバー2曲を収録。ニュー・ドラマーにFramtid/OrganismのShin、ニュー・ベーシストにex-The FuturesのNanaを迎え、新体制となって初音源となる本作。まさに鬼気迫るとはこのことだ。前作のNightmare / Burial / Crude 3 way split CDをさらに上回る熱情が爆発。しかも今回は強制排除されたデンマーク・コペンハーゲンのUngdomshusetを取り上げた曲"Light The Darkness (Ungdomushuset)"が収録されている。この曲はUngdomushusetを権力に奪われ、怒り、悲しみ、ここだけでなく自分たちの場所を取り戻すことに希望を抱いているすべての人に捧げられた曲だ。 大げさでない。締めにやはりこの曲の歌詞は載せておきたい :「奴等は奴等のやり方で奪い取り 手に入れる / 俺達はどこまでもしがみつき この足で前へ進む ~ No Retreat Never Surrender (ひるむな 絶対負けるな) ~ 札束抱えたキリストが愛を語る / 一体誰を救うつもり? / 種をまき 水をやり 実の成る頃に / 奴等はやってくるのさ ~ まだ鎖に繋がれていないこの足なら / どこにでも行ける筈 / 汚い闇を 今 照らせ」。 Release date: 2008

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